2017年8月4日金曜日

受賞者演奏会

夏休み帰国前最後のイベントは、4月に受けたガスタイクコンクールの受賞者演奏会でした。

カタリーナと私は、ベートーヴェンの変奏曲の他に、作曲家の学生Richard Ruzickaさんがこの演奏会のために書いてくれた作品、フォルテピアノとチェロのための「Cosmic Reflections」を演奏しました。幻想的で格好よく(途中でヘヴィメタル的に!なんて指示も出てくる!)素敵な曲です。


さていよいよ二年ぶりの日本、生活にはすんなり馴染めそうな気がしていますが、忘れている感覚もたくさんあると思います。自分が何にびっくりするだろうか。。楽しみです。



2017年7月9日日曜日

最近の出来事

先週はイタリアから来たリューティスト、ロレンツォの卒業試験がありました。ロレンツォは私がミュンヘンに来た時から気さくに話しかけてくれて、何度もお茶や食事をした大切な友人の一人です。
バチェラーの卒業試験は、ソロとアンサンブル合わせて1時間半ほどのプログラムを組み休憩なしで弾き通さなければならないので、なかなかハードです。私はヴィヴァルディのコンチェルト、モンテヴェルディのTempro la cetraの通奏低音を弾かせてもらいました。リュートとのアンサンブルも、モンテヴェルディの作品を弾くのも今回が初めてでしたが、ロレンツォが歌詞をドイツ語に訳してくれたり、私もCDをいろいろ聴いてみたりしていい勉強が出来ました。何より、彼のレッスンについていくのが非常に楽しく、彼の師匠エヴァンジェリーナ先生もイタリアからいらしているので、レッスンは主にイタリア語。わーここはイタリア?と浮かれていると「トモミー!」とドスの効いた声で叫ばれました。←(もっと和音を鳴らせー!と先生は言いたい。)

試験のあとはビアガーデンで乾杯しました。
スイスでも頑張ってね!

そしてとてもビックリしたことに、私が東京で23歳の時から5年間教えていたアイゼナハ音楽院に、彼が今度師事するエドアルド・エグエスさんがいらしてた事を知りました。なんか縁を感じるなぁ。ロレンツォもいつか日本においでね!

この卒試験の前にもう一人のイタリアからの大切な友達、ヤコポの誕生日会がありました。みんなからメッセージを集めたバースデーカードを渡したらとても喜んでくれました。



そして、私もこの試験期間にフォルテピアノのマイスター課程の入試を受験していたのですが、一昨日合格のお知らせを頂きました!チェンバロの専攻生としてもこれまで貴重な機会をたくさん頂き本当に楽しい二年間でしたが、今後はよりじっくりと二種類の楽器から17-19世紀のドイツ鍵盤楽器作品をしっかりみていきます。楽しみながら頑張ります!

2017年6月12日月曜日

オペラの思い出と最近の出来事

五月のオペラ公演も終わり、試験期間に入りました。私も自分の本番や友達の試験の伴奏の練習とレッスンに向けてさらう毎日です。

気が付けば二年間の研修期間も残り二ヶ月弱、日本への帰国が楽しみなのと、少しさみしい気持ちと。。。


同期のチェンバロ科は私とミヒャ(歳は私より5つ程下だけど)の二人なのですが、彼はおっとりしていてとても優しく、私の中では「やかまし村の子供たち」のオッレと重なっています。(わかる方はいらっしゃるでしょうか。。(^^;))
そんな彼は通奏低音が素晴らしく、密かに師として仰いでいます。次々と繰り出す即興演奏が面白くて、初演日は私は休みだったので、彼は必要としていなかったけれど無理やり譜めくりをさせてもらいました。笑
楽譜に殆ど数字が振られていなかった事に衝撃。。。

ところで何故こんなパジャマみたいな格好をしているかというと、今回のオーケストラ用の衣装がH&MのTシャツだったから。。

みんなこんな感じでした。(終演後のお辞儀。)


そしてこの写真を撮ってくれたヤコポ。
彼はイタリアから来た素敵なリュート奏者。このブログをチェックしているらしいのでそう書いておこう。。

みんな5公演のうち一度は家族や恋人が聴きに来ていたので、うらやましいなぁとうっすら思っていたのですが、最終日にはエリザベートコンクールで弾いてきたばかりのカタリーナが来てくれました。チケットは既に売り切れていたので、彼女も私の譜めくりすとに扮して。笑
嬉しかったです。


そしてドイツの音楽新聞の今月号に(Neue Musik Zeitung)にコンクールの記事が載っていました。7月13日に受賞者コンサートがあります。私たちはそこで現代曲も演奏する事になったのですが、まだ曲が完成していないという未だかつてない恐怖を味わっています。頑張ります。



2017年5月14日日曜日

コンサート in 東京



今年の9月20日に、かつしかシンフォニーヒルズのアイリスホールにてフォルテピアノのコンサートを行います♪2011年から2年に1度開催してきた「ウィーンのモーツァルト・サロン」ですが、今回から名称を新しく「Mozart's Dialogue」として、より充実したコンサートを目指します!

今回は共演者をお招きせず、ソロ作品からじっくりと彼の音楽ドラマに目を向けます。 普段演奏される機会の少ないモーツァルトの音楽仲間たち、J.B.アウエルンハンマーやM.Th.v.パラディスの作品も取り上げます。お楽しみに!していただけるよう頑張ります。


詳細はこちらから♪
http://eplus.jp/sys/T1U89P0101P006001P0050001P002225466P0030001P0006

皆様のご来場お待ちしております。♪
後日ちょこちょこまたコンサートについて書いていきたいと思います。

2017年4月30日日曜日

4月の出来事

あっっっという間に今月も終わり。再び真冬のような寒さが続いた4月でしたが、今日は久しぶりにいいお天気でした。


今月の始め✿ミュンヘン音大と文化センターガスタイクが主催するコンクールに、カタリーナとデュオで参加し一位をいただきました。
http://website.musikhochschule-muenchen.de/de/index.php?option=com_content&task=view&id=14649&Itemid=1
自分の演奏法について見直し、今後の取り組み方を考える良いきっかけにもなりました。

このコンクール本番の3日前から、5月公演のオペラGiulioCesareの舞台練習も始まりました。午前中と夜の2回の稽古が毎日あり、先生や歌手の方たちが演技を練り、それに音楽をひたすら合わせていきます。一人でソロを黙々と練習するのとは違う大変さがありますが、演技が決められていく過程を見たり、歌手の感情や動作に併せてチェンバロやリュートがレチタティーヴォで効果音をつけていくのはとても面白いです。
大学のフェイスブックにリハーサル風景の写真が少し載っていました。
https://www.facebook.com/Hochschule-f%C3%BCr-Musik-und-Theater-M%C3%BCnchen-310270902396373/?hc_ref=PAGES_TIMELINE

13日は私の誕生日、たまたまオペラのリハーサルがなくなったので、初めて友達を夕食に招待しました。イタリアからのリューティスト、スペインからのチェリスト、日本からのヴァイオリニスト、ドイツのチェンバリスト。みんないつも暖かい愛情で私に接してくれます。楽しい時間を過ごしました。日本食をドイツのキッチンで作るのはなかなか大変で、特にちらし寿司は改善の余地があったなぁ。肉じゃがは好評でした。

いただいたケーキ。(メッセージプレートはイースターをお祝いしていますが(^_^;))


30日の今日は、お馴染みの教会Kreuzkircheで学生によるコンサートがありました。今回は没後350年になるフローベルガーの作品に焦点をあてたものでした。とてもいい雰囲気の中、私はイタリアンチェンバロでパルティータ"Auf Die Mayerin"を演奏してきました。

5月も自分のソロ演奏と論文研究(全然ブログには登場しないけれど)、オペラのリハーサルとしっかり両立させて頑張ります。



2017年3月20日月曜日

Handwerksmesse

3月8日から14日まで、ミュンヘンでHandwerksmesseが開かれました。
このメッセは毎年この時期に開催されていて、ドイツだけでなく海外からの出品もある大規模なイベントです。
私は北ドイツのRostockからいらしたチェンバロ製作家、J.G.シュミットさんのお手伝いでデモンストレーション演奏をしてきました。




会場にはMietkeモデルの一段鍵盤のチェンバロ、製作途中のGräbnerモデルの二段チェンバロ、ポジティフオルガンにクラヴィコードが展示されました。一段チェンバロとオルガンでバッハやモーツァルト幼少期の作品などを演奏しました。やっぱり楽器はただ展示されているよりも実際に音が聴ける方が断然面白いですよね。弾き始めると皆さんが足を止めて聴いてくださるので、嬉しかったです。


【動画】オルガンでモーツァルトを弾いています。

本来は20分弾いたら少し休憩して、計3回弾く予定でしたが、声をかけてくださる方や小さな子のかわいい視線、乳母車を止めて聞いてくださる若いお母さんなどがいらっしゃるとどうしてもやめられず、結局一時間半弾き続けていました。笑

休憩時間には他の展示も見学しました。
私たちは「ドイツの手工芸ゾーン」にいたのですが、

こんなガラスを巧みに操るマイスターや

こんな巨大な籠を編んでいたり

リュートを製作される方も。


こんな素敵な帽子も。欲しくなってしまう。

この展示棟の中央には舞台が設置されていて、そこではミス・ミスターハンドワークの発表が行われていました。笑


チェンバロデモンストレーションのあとには毎回シュミットさんとコーヒータイム。毎年シュミットさんの工房でされているクラヴィコードの製作コース等についてお話を伺いました。それに参加すると、自分で自分が弾くための楽器を一台作れるそうです。

製作コースの様子はこちら。過程が見れて面白いです。
https://www.youtube.com/watch?v=S7CvHRWx1mQ&feature=youtu.be

シュミットさんのホームページはこちらです。
https://www.orgelmacher.com/

隣ブースの琥珀の女性やアウトドアリュックを紹介していたお兄さんも、チェンバロを聴いていてくださったようで、最終日には「『あの小さな日本人の女の子はいつ来るの?』って彼らが聞いてくるんだよ。」と言われ、とても嬉しくなりました。
そして「小柄な女の子」と言われたのは初めてなので、ドイツにいるうちに楽しんでおこうと思いました。笑



頂いたCDと定規、自分でオカリナ屋さんで買った水ぶえ。小鳥のさえずりはいつかコンサートに登場させよう。

2017年2月20日月曜日

誕生日会


韓国料理屋さんにて。ポルトガルから来たフルートの女の子のお誕生日会でした。(*^^*)本当は日本のラーメンがみんな食べたかったらしいのだけど、混んでいてこの大人数ではとても入れず。。。
私はバースデーカードを用意して、皆からメッセージを集めてプレゼントしました。喜んでもらえて嬉しかったなぁ。

昨日から大学は春休み。皆それぞれ自分の国に帰ったり、講習会に参加するようです。一気に静かになったガスタイクで黙々と練習するのは少し寂しいですが、私は引き続きクリスティーネ先生のレッスンがあるのでミュンヘンで頑張ります。カタリーナとの新曲合わせも入ってくるので楽しみです。♪