2017年2月20日月曜日

誕生日会


韓国料理屋さんにて。ポルトガルから来たフルートの女の子のお誕生日会でした。(*^^*)本当は日本のラーメンがみんな食べたかったらしいのだけど、混んでいてこの大人数ではとても入れず。。。
私はバースデーカードを用意して、皆からメッセージを集めてプレゼントしました。喜んでもらえて嬉しかったなぁ。

昨日から大学は春休み。皆それぞれ自分の国に帰ったり、講習会に参加するようです。一気に静かになったガスタイクで黙々と練習するのは少し寂しいですが、私は引き続きクリスティーネ先生のレッスンがあるのでミュンヘンで頑張ります。カタリーナとの新曲合わせも入ってくるので楽しみです。♪

2017年2月16日木曜日

最近の出来事

先週末はソプラノ歌手Dolothee Mields先生が大学にいらして4日間の特別レッスンがあり、その伴奏にお付き合いしてきました。レッスンの直前まで受講生が何を歌うのか曲目を知らされないのはかなりのストレスでしたが、先生の歌詞の発音の仕方やトリル、カデンツァのアドバイスは聞いていて鍵盤演奏にも活かせる内容でとても勉強になりました。

一昨日の月曜日はチェンバロクラスのスタジオコンサート。私はWilliam ByrdのThe Bellsを弾きました。タイトルのとおり、大きな一つの鐘が鳴り始めて隣の鐘、その隣と鳴っていきそれがどんどん共鳴して、中盤からは仕掛け時計のお人形がくるくる回っているような場面が想像できる素敵な曲です。今回一番手だったので少し緊張しましたが好評をいただけて嬉しかったです。

昨日は調律のレッスンの後に友達に誘われてビールを一杯飲んできました。そこで日本の言葉の意味や習慣についていろいろと聞かれました。特に「盆栽」の説明が難しかった。。。
スペインのチェリストからはこんな質問が。「こちらに来て気づいた日本人の性格の特徴は?」
私「日本人はミュンヘンの人に比べて注意深いかなぁ。こっちでは電車の中で知らない人同士がすぐに楽しそうに会話をし始めるけど、日本では絶対無いよ。それにシャイだよね。でも皆がそうじゃないし、日本にもクラブとかカラオケがあって踊ったり歌ったりするよ。」彼「トモミもカラオケ行くの?」「行くよ」「何歌うの?いま歌ってみて!」「…。」「あ、シャイ!これが日本人のシャイだね!」
彼はドイツ語の単語が思い出せないと踊りだすほど陽気なので、それに比べたら大抵の人はシャイかと思いますが。。(^^;)

最後に
彼「日本人は皆風雲たけし城みたいな感じなの?」

え、どんなイメージ。。というか古すぎる!

2017年2月1日水曜日

Festkonzert 40 Jahre Ignatius-Chor

ブランデンブルグ協奏曲の本番が終わりました!


今回の本番は聖イグナチウス教会合唱団の創立40周年記念コンサートでした。
二度とないとても大切な演奏会で、このブランデンブルグ協奏曲、そしてマグニフィカトの通奏低音を弾かせて頂いたことは本当にほんとうに幸せでした!


この合唱団を指導しているロズビッタ、彼女との出会いは5年前に遡ります。初めてドイツに行き参加した、クリスティーネ先生の講習会でした。そこで講習会後にはミュンヘンを案内して頂いたり、家にお邪魔したりと大変お世話になったのでした。
それから4年後、受験のために再びミュンヘンに来た私はホテルの部屋でロズヴィッタに電話をかけました。そして今こちらで生活することになってからも、食事や散歩をしたり、演奏会を聴いて頂いたり、母親のような存在でもあります。去年は彼女が指揮をするミサのオルガンも弾かせて頂きました。
ロズビッタのおかげでミュンヘンの素敵な場所をたくさん知ることができました。

そして今回のコンサート。特別な行事には彼女の大切な大切なチェンバロを運び出してこのブランデンを演奏することになりました。弾き心地が良く、とてもいい音色の美しい楽器です。
このブランデンブルグの5番はバッハが当時出会った新しい楽器に興奮し、ふんだんにチェンバロパートを活躍させた作品です。私もこの楽器と心から音楽を分かち合いたいなと思いました。

コンサートの4日前からは合唱団の練習に伴奏で参加したり、楽器の弾き込みをさせていただきました。前日最後の練習を終えたあとにはいつものように楽器を拭いてスキンシップをとりました。(^^)

当日はお天気にも恵まれました。

当日のリハーサルは13時から16時まで弾きっぱなし。その後一時間もしないうちに本番だったので、体力勝負な部分もありましたが、おにぎりを食べて元気が回復しました。

さて再び会場に入ってみると、座席は満員、楽器群の後ろには合唱団の方が既にスタンバイされていたので、ほぼ360度人に囲まれての演奏でした。それでも落ち着いて精一杯の演奏が出来たと思います。


終演後にソリストの三人で。
マリアンナ、こずえさん、お二人の音色にもうっとりでした。

コンサートの後は近くのレストランで打ち上げ。

そこでロズヴィッタから、創立時から歌ってこられたメンバーへ賞状が手渡されました。
その中で、一人このコンサート限りで引退される方がいらっしゃいました。その方に向けて手作りの詩が朗読され、全員で輪唱をしたのでした。


私はこの教会と、ここに集まる皆さんの雰囲気が大好きです。







そしてそして、、、昨日はガスタイクでテレマンのターフェルムジークの本番がありました。
楽しいチームでした♪私も青い服欲しい。。。