2016年12月9日金曜日

去年のクリスマスの思い出

を、いくつか書き残しておきます。


古楽科の学生による、アルテピナコテークでのクリスマスコンサート。
(写真は当日リハーサル前の様子)

圧巻の絵画たちにぐるりと囲まれた、天井の高い残響のたっぷりとした空間の中で、10人ほどの編成でドゥ ラランド作曲の『Noels en Trio』を演奏しました。


私のドイツのお母さん、ロズビッタが知らせてくれた、バッハの『Weihnachtsoratorium』(クリスマスオラトリオ)のコンサート。

市内の中心から離れた小さな教会で開かれたコンサートでしたが、素晴らしい演奏に大人から小さな子供たちまでが大喜びでした。ロズビッタ曰く「ドイツのクリスマスにはこれを聴かないとね。」。日本人の初詣のようなものかしら。今年もドイツのあちこちで演奏されています。



 こちらはニュルンベルクのクリスマスマーケット。



絵のように美しいわたあめ屋のお姉さん。


誰かの落し物?暖かいな。

飾りつけも大掛かり。




そして今年も
ミュンヘンのクリスマスマルクトは賑わっています。


毎年どうやって運んだのかが不思議になる大きなクリスマスツリー。
(写真をクリック拡大して下にいる人間と比較してみてください!)


そういえば、12月6日はドイツでは「聖ニコラウスの日」で、いい子にしていた子供たちはプレゼントがもらえます。

私はこの日、いいことが二つありました。
一つ目は午後に練習している時に、部屋に譜面台を取りに来たリュートの女の子から言われた言葉。「こないだのコンサートで弾いたバッハのフランス組曲とても良かったよ。今まであの曲何回か聴いたことあったけど、あなたの演奏すごく素敵だった。直接ずっと言いたいと思っていたの。」と言ってもらえたこと。
もう一つは夜に行ったコンサートでチケット売り場のおじさんからプログラムをサービスしてもらったことです。(ドイツでは有料の場合が多い。)

2016年11月26日土曜日

Operschule

毎週金曜日はオペラ「Giulio Cesare」の稽古の日。私にとって一番緊張する授業が週の最後にやってきます。(なので一週間気持ちが落ち着けない。)

公演は5月なので、今は歌手達が台本を読み、歌詞の意味や発音を先生と確認し、その後チェンバロとピアノの伴奏に合わせて歌ってみる、という作業をひたすら進めていきます。
イタリア語がドイツ語に訳されるのを聞いていると、予め訳した日本語と照らし合わせている私は「へーこのドイツ語の単語にそういう意味もあるのか」と変なところで関心をしています。

毎授業で歌う範囲は予め決まっているものの、「今日はこのアリアはやらずに飛んでこっちをやりましょう」と急に変更される事もあるし、「じゃあレチタティーボのあの和音から」「もう一回何小節前から」とバンバン出される指示に追いつくのに必死です。(^^;)
ですが一緒に通低を担当する(本番は二台チェンバロでドッペルコンティヌオで一緒に弾きます)ヨハンナとミヒャ、そしてコレペティの先生が優しくサポートしてくださるので、楽しく出来ています。歌手の方たちもとっても魅力的です。

当たり前だけれども、今鍵盤だけで弾いているこの音楽がオーケストラ伴奏になるんだなぁ。。。

皆どんな衣装を着るのだろう。

などと5月の公演を想像するだけで今から感動してしまいます。笑





いやしかし今日この授業を終えてからどっと疲れが。。。最近は毎週本番があり帰りも遅い日が続いたので、ガソリン切れ。今日は早く家に帰りました。


2016年11月10日木曜日

Hörprobe


ラジオ生放送のコンサート、「Hörprobe」が終わりました。はぁ、とっても楽しかった!です。
いつもと違う環境で緊張もしましたが、本番は思い切って演奏出来、カタリーナと二人で満足のいく表現が出来ました。


  演奏直後のわたしたち。


ドイツの演奏会では、拍手を頂いている時に関係者の方が登場してお花やワインが手渡される、、、というシーンをよく見るのですが、今回初めて憧れのそれを経験出来、とっても嬉しかったです。写真では切れてしまっていますがカタリーナには濃いピンクのバラ。

今回なんとトークでもラジオデビューしてしまいました。(一言ですが。(^^;))前日の打ち合わせの際に司会の方から突然告げられ、かなり焦りましたが、カタリーナにチェックもしてもらい無事質問にも答えることが出来ました。



今回のコンサートは、ミュンヘン音大のいろいろな音楽活動を学生の視点から紹介するという目的もあり、マドリガレコーラスやサックスカルテット、打楽器ソロやギターソロ、ジャズとバラエティ豊かなプログラムでした。
演奏後は客席でほかの学生の演奏を聴きましたが、演奏もインタビューも皆個性的で、それぞれが自分の分野に没頭し、それでいて肩の力が抜けている感じがなんとも格好よく、私も力をもらいました。



頂いたバラはFederweißerの瓶に生けました。ずっと枯れないで欲しいな。

2016年10月27日木曜日

Du bist fleißig!

私がドイツに来てから一番言われているセリフ。
「Du bist fleißig!」

「よく練習するね!」という意味です。
もう古楽科の先生からも学生からも、半分には言われた気がします。
家に楽器がないためにひたすら学校でさらうので、練習室のドアを開けると私が居る、みたいなイメージを持たれています。このまま全員から言われることを目指そうか。。
しかしいつも言われた後にどう反応していいものか困ってしまいます。

いえいえ、私より熱心な人がいるんです。。。駅の地下ホームからガスタイク前の出口に出るときにいつも演奏しているアコーディオンのおじさん。朝来るともう演奏していて、帰るときにもまだ弾いてています。







 写真は先日立ち寄った近くの蚤の市の様子。




木の葉が色づく季節は特におじさんの音色が胸に響きます。


冬ゼメスタがやっと始まりました。今ゼメからは来年公演予定のヘンデルのオペラ『Giulio Cesare』の練習が始まります。ずっと経験したいと思っていたオペラの通奏低音ができる!ので今から楽しみです。


2016年10月15日土曜日

ドイツの秋

Federweisser。

以前ドイツに来た時に、こちらでワインをつくっている日本人の方が教えてくださった秋の味覚。
「この季節はこれに玉ねぎケーキを食べないとね!」と言われたのを思い出してマルクトで買ってきました。
Federweisserという発酵途中のワイン?です。甘くて濃くて、とっても美味しい。アルコールが10パーセントもあるとは思えません。気をつけなければ。。




この時期になると栗がたくさん落ちているのを見かけます。

去年の秋の思い出。
こちらで知り合ったポーランドから来たヨアンナと散歩をした時に、一緒に栗を拾いました。靴ひもがほどけていたので注意すると、またすぐ解けちゃうからこのままで良いのと言う。
金髪が美しく、トレンチコートがよく似合う彼女がひもをそのままにして歩く姿を見て、ああショパンが生まれた国から来たんだなぁ、とうっとり眺めたのでした。






2016年10月8日土曜日

ラジオで生放送されます

4月に弾いたカタリーナとのデュオが推薦され、11月8日に大学の大ホールでベートーヴェンをまた弾かせていただけることになりました。
ドキドキ。。。このコンサートはラジオDeutschlandradio Kulturから生放送されます!
緊張、もしますがそれ以上にまた彼女と弾けるのが楽しみです。

大学のホームページではこちら

ラジオ局のホームページにはこちらに情報が載っています。

この間試したのですが、スマホからアプリをダウンロードすれば放送が日本でも聞けるようです!無料です。「DasRadio」と検索すると、グレーのスピーカーみたいなアイコンが出てくると思いますのでそれをダウンロードしてチャンネルを「Deutsch-Kultur」に合わせればおそらくお聞きいただけます!

20時、冬時間に切り替わっておそらく日本では4時ですかね。私たちの他にはマドリガーレコーラスやサクスフォンカルテットが出演するようで、こちらもオススメです!私たちは第1楽章のみ演奏します。ものすごい早起きな方は是非聴いてみてください(^-^)

今年の夏休み

ミュンヘンは先週から空気がぐっと下がり、オクトーバーフェスト・ロスになりそうな寒い日が続いています。。

長い間ブログも書かずに何をしていたかというと、、、。


7月

ブライスガウにあるクリストフ・ケルンさんの工房で行われたクリスティーネ先生のマスタークラスを受けに行きました。ブライスガウはミュンヘンから5時間ほどですが、のどかな良いところで、こちらの特におじいちゃんおばあちゃんの保養地のようです。

そんな場所にあるケルンさんの工房はとても広く、ありきたりな表現ですが、ジブリの映画に出てきそうな素敵なところでした。


レッスンのほかにケルンさんの楽器についてのレクチャーや、クリスティーネ先生のレクチャーコンサートもあり、充実したクラスでした。また工房でみんなでサラダを作り、ケルンさんが私たちに一枚ずつクレープを焼いてふるまってくださったのも嬉しい思い出です。

この間は近くに住む老夫婦の家にホームステイをし、毎朝おばあちゃんと会話をしながら手作りのジャムといろんな種類のチーズ、パンに紅茶という朝ご飯をいただくのも、とても幸せな時間でした。

部屋からの風景。


8月

フォルテピアノのコンクールを受けに行きました。受けると決めてから約10か月、一番いい結果を目指して全力で取り組んできました。結果は予選が通らず、かなり落ち込みました。が、自分の演奏を見直すいいきっかけにもなりました。これも全力でぶつかって跳ね返されたからだと思います。結果を別にしていえば、私自身は鼻息が出るほどいい演奏が出来たと感じていて(笑)、演奏後にはマスタークラスで知り合った、同じくコンクールに出ていた友達が皆舞台袖に駆けつけてくれたこと、そして審査に加わっていた私の先生が私にかけてくれた言葉が、私にとってかけがえのない評価になりました。これについて書くとものすごく長くなりそうなので止めておきますが(;'∀')、ここで文章にするのではなく演奏や自分の研究でみせていきたいと思います。
コンクール後はドイツに来た両親とザルツブルクやアウグスブルク、アマー湖に足をのばしました。


そして9月

は練習しつつ図書館で文献収集。マリエンプラッツから2駅ほどにバイエルンで一番大きな州立図書館があるので、とても便利です。ドイツ語教室にが近くにあるので、終わった後にバスで行き、予約した本を受け取ってたまにカフェでお茶というのが最近のお気に入りルート。



もうすぐ始まる二年目の学校生活も頑張ります。


2016年6月20日月曜日

Die Kunst der Fuge

本番ラッシュを終え、一息ついている今日このごろです。

先週末はKreuzkircheでチェンバロ科による『フーガの技法』のリレーコンサートがありました。
専攻生全員と先生も加わって、全曲を演奏しました。全員といっても専攻生の人数が少ないので、一人複数曲演奏しなければなりません。皆で力を合わせてこの大作に挑戦だ!という感じで、お互いを応援するような雰囲気も生まれて楽しかったです。一つきつかったのが、コンサートでは演奏者の交替に時間をかけずに淀みなくフーガを弾いていかなければならないため、ステージ上で待機していなければならずしかもお客さんと向かい合わせに座らなければならなかったこと。自分のフーガがまわってくるまで身体も動かせないし、弾く時には右からお客さん、左から学生、先生の視線を浴びながらの演奏。。。緊張しましたが、それでもこの響きの良い素敵な会場でバッハを弾けた事にこの上ない幸せを感じました。

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リハ中の先生。

特に午前中一人で会場を独り占めしてのリハーサルは心躍りました。
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このコンサートの翌日月曜日にはクラスのアーベント、水曜日には実技試験がありました。試験ではフローベルガーのトッカータ、エマヌエル・バッハのプロイセンソナタ、そしてスカルラッティのソナタを弾きました。一曲弾くたびに先生方が拍手したり掛け声?をかけてくださるので、日本の試験と同じ緊張感を持ってチェンバロに向かっていた私は少し照れくさいのとどうすればいいのかわからないのとで、変ににやにやしてしまいました。

まだ通奏低音とクラヴィコード、オルガンそして楽器論の口頭試験←これが1番練習が必要かも(^_^;)が残っていますが、引き続きどれもいい結果を出せるように頑張ります。

今日は一日中フォルテピアノを練習し、帰宅してからはいつもの近所のスーパーへ、一週間分の食料を確保しに。
今週は美味しそうな桃をゲットしました。パンパンなスーパーの袋を抱っこしてうんしょうんしょと歩いていると、後ろから「トモミー!」と呼び止められ、振り返るとお出かけ帰りの大家さんが!ラッキー!!車に乗せてもらえました。
本当に優しくて親切な大家さん。ここに来てからものすごくお世話になっています。素敵な大家さんエピソードがたくさんあるので、またブログに書けたらと思います。


2016年5月1日日曜日

バロックターゲ

一昨日から今日までの三日間、年に一度の古楽科による大イベント「バロックターゲ」がありました。

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これはリハーサルの様子。友達のミヒャと先生が通低を弾いています。

バロックターゲの三日間は古楽科の学生が総出演し大学の小ホールと大ホール、更に教室も公開して一日中さまざまな編成での演奏会を行います。今年の主な企画は「ベートーヴェンの《クラヴィーアとチェロのためのソナタ》全曲リレー演奏」、「古楽器によるバロック時代のコンチェルト」、「小オペラ」でした。
私はベートーヴェンのチェロソナタ第3番、バッハの4台チェンバロのためのコンチェルト、そしてテレマンの二本のフルートのための協奏曲に通底で参加しました。全て二日目の昨日に出番が詰め込まれていたので、お昼から14時半までリハーサル、17時からチェロソナタを弾き20時からコンチェルト、22時半から通低、となかなかハードな一日でした。。ですがそれ以上に音楽の幸せにどっぷりと浸ることが出来ました。

今回の企画で面白かったポイントの一つが、ベートーヴェンのチェロソナタをモダン楽器による演奏との聴き比べをしたこと。古楽科の学生が弾き、次にモダン楽器の学生が同じソナタを弾く、という演奏会でした。弾く側にとっては少々シビアにも感じますが。。。フォルテピアノは全てのソナタにベストマッチした楽器、ではなかったのですが、お客さんにも学生にも楽しんでいただけたようです。
私にとって意義深かったことは、改めてフォルテピアノの魅力について考えて演奏できたこと。リハーサルの時にフォルテピアノの横に並べられたスタンウェイもちょこっと触ってみたのですが、まぁ豊かに鳴ること!それでもリハーサルをしながら思ったのはやっぱり楽器が壊れそうなほどの音楽の主張、というのはフォルテピアノならではのメッセージ性かなと思いながら本番も演奏しました。演奏後はたくさんのブラボーを頂けたので嬉しかったです。
共演者のカタリーナとは2月から合わせを始め、何度も話し合っていろいろな表現を試し、ガスタイクのコンサートでも一度弾いたりと昨日に向けて準備してきた曲だったので、昨日で終わってしまう(もちろん音楽への追求は際限なく続くけれども)のが少し寂しく感じました。。。
私は音楽家友達の中では不思議と特にチェリストに仲良しが多く、デュオも他の楽器に比べて断然多く経験してきました。(次に多いのがヴァイオリンかな?)チェロとのアンサンブルを初めて経験したのがこのチェロソナタ第3番。高校一年生の時に友達の試験で一緒に弾きました。今回ドイツに来て初めてのチェロとの本格的なデュオ作品も、この三番を先生から指定され、なんだか素敵な縁を紡いでくれる作品のような気がしました。
ベートーヴェンのソナタも、あとは1番と5番の二楽章以降を弾けば制覇だ!
ソナタの本番から次のコンチェルトまで少し時間があったので、カタリーナや先生や他の友達と一緒にアイスクリームを食べに行きました。ずっとリハーサルでこもっていたので気付かなかったのですが、天気も良く広い芝生を歩きながら食べるアイスは格別でした。

チェンバロコンチェルトについてもまた後日ゆっくり振り返りたいと思います。
明日からはまた早速別の曲でレッスンがあります。今日は疲れて早く帰ってきてしまいましたが、また明日はまた朝から行って練習をします。


2016年3月28日月曜日

イースター

昨日からサマータイムに切り替わり、こちら19時ですがまだまだ外は明るいです。
最近は天気もよく、桜とすみれが満開です。
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といってもまだまだ気温は低く、お弁当を食べながら、、、なんてお花見は出来ません。こちらの桜は寒さに強いのかな。。。


今日はイースター月曜日。ミュンヘンの聖イグナチウス教会でオルガンを弾いてきました。
曲はハイドンの『ミサ・ブレヴィス』ヘ長調と『ディヴェルティメント』ハ長調。
どちらもパイプオルガンで弾きました。
ディヴェルティメントは本当にうさぎが飛び跳ねているような生き生きとした可愛いらしい曲なので、イースターにピッタリ!でした。オーケストラとパイプオルガン、の組み合わせも初めての経験だったので勉強になりました。
皆さんに喜んでいただけました。

ここのミサの雰囲気はとても良く、来る度に心が洗われます。近代的な木造建築で陽の光がよく入り、どこかしら日本的な雰囲気を持っているのも、私が癒されるポイントの一つです。
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ミサのあとはガスタイクに行きいつものように夕方までさらい、家に帰ってきてもまだまだ明るかったので周りを散歩してから帰宅しました。

夕食にはキムチ焼きうどんに卵を入れて食べ、自分なりにイースターのお祝いをしました。笑


2016年2月22日月曜日

ラッキーデー

今日は午前中にミュンヘンフィルの公開リハーサルを聴き、午後にはフォルテピアノのレッスンを受け贅沢な1日を過ごしました。
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このチケット、売り場の窓口に並んでいたところ背後からおじさまに声をかけられ、頂いてしまいました。
え、え、いらないんですか?と聞いても、いいのいいのあなた今日はラッキーだよ、と。
ホクホクしながら客席に行くと隣の席にさっきのおじさまが。どうやら知り合いが来られなくなってしまったようでした。
おじさまはこの近くに住んでいるようで、よくガスタイクのコンサートに来ているとの事。私の方も日本から来てここで勉強している事などを話していましたが、いつの間にかおじさまが英語に切り替わっていたのがショックだった。。。でもおじさまの英語はさらに聞き取りづらかった。。。

リハーサルではとてもいいイマジネーションをたくさん頂いてきました。
曲目はFrancisco Collの»Hidd'n Blue«、シューマンのチェロコンチェルト、そしてベートーヴェンの田園でした。特にコンチェルトでソロを弾かれたJulian Steckelさんの音色に感動しました。一番後ろの席に座っていたのですが、柔らかな美しい音色がオーケストラと合わさってもしっかり届き、うっとりしてしまいました。

午後はショルンスハイム先生のレッスン。今日弾いたのはベートーヴェンのチェロソナタ第3番。これは4月の終わりに古楽科のプロジェクト(とっても楽しみな本番の一つ!)で演奏します。聴きたてのオーケストラの印象が良い感じに演奏を助けてくれた気がしました。共演するカタリーナもまだ22歳なのに、とても素晴らしいチェリストです。いつか日本で一緒に弾けたらいいな。。。




2016年2月20日土曜日

ミュンヘンより

お久しぶりです!

ミュンヘンに来て半年、こちらの生活にも慣れてきたのでブログを再開しました。
あまり頻繁には更新できないと思いますが、たまに覗きに来ていただけたら嬉しいです。♪

さて、今日は朝から練習、午後は語学学校で勉強という一日でした。語学学校は今月から通い始めましたが、今のクラスではコロンビアから来た女性、イスラエルから来た男性と三人で毎回いろいろなテーマについて話し合います。今日のテーマは「結婚」についてでした。毎回二人の意見を聞いていると自分の価値観や常識がひっくり返されるのでドイツ語の勉強のみならずたくさんの刺激を受けています。

授業のあとは帰りにスーパーに寄り、こちらに来て初めて卵を買いました。半熟が好きな私なので、火を通さなければならないこちらの卵にはなかなか購買欲がわかず。。。あとはミルヒライス。日本のお米によく似ていると聞いて。夕食には牛丼を作って食べました。卵入り。ミルヒライス、買って正解!

明日も練習の一日です。