2016年10月8日土曜日

今年の夏休み

ミュンヘンは先週から空気がぐっと下がり、オクトーバーフェスト・ロスになりそうな寒い日が続いています。。

長い間ブログも書かずに何をしていたかというと、、、。


7月

ブライスガウにあるクリストフ・ケルンさんの工房で行われたクリスティーネ先生のマスタークラスを受けに行きました。ブライスガウはミュンヘンから5時間ほどですが、のどかな良いところで、こちらの特におじいちゃんおばあちゃんの保養地のようです。

そんな場所にあるケルンさんの工房はとても広く、ありきたりな表現ですが、ジブリの映画に出てきそうな素敵なところでした。


レッスンのほかにケルンさんの楽器についてのレクチャーや、クリスティーネ先生のレクチャーコンサートもあり、充実したクラスでした。また工房でみんなでサラダを作り、ケルンさんが私たちに一枚ずつクレープを焼いてふるまってくださったのも嬉しい思い出です。

この間は近くに住む老夫婦の家にホームステイをし、毎朝おばあちゃんと会話をしながら手作りのジャムといろんな種類のチーズ、パンに紅茶という朝ご飯をいただくのも、とても幸せな時間でした。

部屋からの風景。


8月

フォルテピアノのコンクールを受けに行きました。受けると決めてから約10か月、一番いい結果を目指して全力で取り組んできました。結果は予選が通らず、かなり落ち込みました。が、自分の演奏を見直すいいきっかけにもなりました。これも全力でぶつかって跳ね返されたからだと思います。結果を別にしていえば、私自身は鼻息が出るほどいい演奏が出来たと感じていて(笑)、演奏後にはマスタークラスで知り合った、同じくコンクールに出ていた友達が皆舞台袖に駆けつけてくれたこと、そして審査に加わっていた私の先生が私にかけてくれた言葉が、私にとってかけがえのない評価になりました。これについて書くとものすごく長くなりそうなので止めておきますが(;'∀')、ここで文章にするのではなく演奏や自分の研究でみせていきたいと思います。
コンクール後はドイツに来た両親とザルツブルクやアウグスブルク、アマー湖に足をのばしました。


そして9月

は練習しつつ図書館で文献収集。マリエンプラッツから2駅ほどにバイエルンで一番大きな州立図書館があるので、とても便利です。ドイツ語教室にが近くにあるので、終わった後にバスで行き、予約した本を受け取ってたまにカフェでお茶というのが最近のお気に入りルート。



もうすぐ始まる二年目の学校生活も頑張ります。


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